夢をカタチにする面白さ
cultiva はお客様のお話を聞き、住まいに思い描く夢を紐解き、そしてお客様が驚いて、感動して、未来を想像できるカタチを創ります。
さて、前回「お日様を独り占めする住まい」を希望されたお施主様のお話に少し触れさせて頂きましたが、今回はそのお話の続きを書きます。
こちらのお客様のお話を聞いているうちに、私たちのクリエーターとしての好奇心がムクムクと動き出しました。お客様のお話で一番強く感じたこだわりは「日当たり」と「プライバシー」でした。単純には南側の開口部を大きくとれば日差しを多く取り込む事ができます。しかし、それではプライバシーを守れる設計とは言えません。常識に囚われ、クリエイティブな発想でもありません。
そこで浮かんだのは中庭(センターコート)です。住まいの中央に庭を設ける事により、東西南北全ての方向へ光を取り込む事ができます。その上、オモテからの視線を気にする事無く窓を開け放てる構造です。上から見ると“ロの字”のカタチをしています。
このアイディアをこちらのお施主様の敷地で実現するためには「平屋」が理想であり、その発想を受け入れて頂けるかどうか不安に感じました。しかしお施主様は柔軟な考えをお持ちで、「平屋がまさに夢をカタチにした住まいに近い」とおっしゃってくれたのです。
そこからさらにコミュニケーションを重ね、中庭と部屋が隔たり無く結ばれるデザインとなりました。そして、中庭も部屋の一部と感じる事ができる贅沢な空間を創り上げる事ができたのです。お客様の夢とこだわりをカタチにさせて頂けたと思います。
お施主様にも満足して頂けたようですが、一番嬉しかったのは私たちかも知れません。

